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ギュンドガン、夏の移籍を除外せずも「1年残ることだって考えられる」

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 ドルトムントMFイルカイ・ギュンドアンは、2016年までの契約を全うすることも視野に入れているようだ。ドイツ『SID』通信のインタビューで残留の可能性を示唆している。

 ドルトムントは先月末、ギュンドガンがクラブとの契約を延長しない決断を下したと発表。この夏の移籍が濃厚とみられ、新天地としてはマンチェスター・ユナイテッドアーセナル、国内ではバイエルンボルフスブルクなどが候補として報じられた。

 しかしながら、ギュンドガン本人は移籍先について「一番大事なのは、そのクラブが自分に合うこと」と述べ、具体的には決まっていない様子をうかがわせている。バイエルンに向かう可能性に関しては「今のところ何とも言えないね」と話すにとどまり、ユナイテッド行きの噂は「そうだったとしたら、まず最初に僕が知っているはずだよね?」と返答した。

 一方、ボルフスブルク移籍の可能性は「おそらくないだろう」と否定したギュンドガン。また、1年間ドルトムントに残る可能性については次のように話している。

「契約を延長しなかったのは、必ずしも今夏に去ることを意味しない」

「強引に移籍を押し通すようなことはしない。もちろん、それがおたがいにとってのベストであれば、1年残ることだって考えられるよ」

 残留を選択肢の一つとしているギュンドガンだが、「個人的には僕のクラブに見合った代償を受けられることを強く望んでいる」と移籍金を残す希望も示している。そのためには、やはりある程度の金額が得られる今夏のマーケットで移籍することになりそうだ。

 今後については「自分にプレッシャーはかけない。まず選択技が何かを確かめ、それからそれを検討していく」と決断は急がないという。また、決断に至れば「長いこと待たず、すぐに伝えても問題ない」と話している。

 契約の延長に合意しなかったことでファンから批判の声も向けられたギュンドガンは、以下のように心境を明かした。

「反応の一部に心を痛めなかったと言えば、噓をつくことになる。すべてを読まないように努力しても、もちろん友人からそのような話が伝わってくるんだ」

「(発表により)このことが明らかになり、それはみんなにとってポジティブだよ。これから、目を前に向けることができる」

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