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幻の劇弾…金沢は10戦無敗も2戦連続ドローで首位陥落

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[5.9 J2第13節 金沢1-1岡山 石川西部]

 首位ツエーゲン金沢はホームでファジアーノ岡山と1-1で引き分け、3節ぶりに首位から陥落した。10試合負けなし(7勝3分)とした金沢だが、2試合連続で勝ち点1獲得にとどまり、磐田に首位の座を明け渡した。一方の岡山は3試合連続ドローで5試合勝ちなし(3分2敗)となった。

 金沢は前半4分、DF辻尾真二の右クロスからこぼれ球をMF山藤健太が左足ミドルで狙うが、ゴール右へ。岡山も同25分、右サイドでボールを受けたMF加地亮が中央に入れ、MF千明聖典がミドルシュートを打ったが、枠を捉え切れなかった。

 スコアレスで折り返した後半5分、岡山はロングボールからFW押谷祐樹の横パスを受けたFW片山瑛一がPA手前から左足を一閃。豪快なミドルシュートをゴール左上隅に叩き込み、先制点を奪った。

 1点を追う展開となった金沢も後半31分、山藤の左CKからファーサイドで競り合ったFW水永翔馬がヘディングで中央に戻し、DFチャ・ヨンファンが右足ボレーで蹴り込んだ。

 1-1の同点に追いつき、攻勢に出る金沢は後半アディショナルタイム、山藤のFKにDF太田康介が頭で合わせ、ゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定。直後にタイムアップの笛が鳴り、劇的な勝ち越しゴールは幻となり、試合は1-1の引き分けに終わった。


●[J2]第13節1日目 スコア速報

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