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千葉が2位浮上…深まる自信「戦う試合、全部を勝つ気持ちで」

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[5.9 J2第13節 讃岐0-1千葉 丸亀]

 ジェフユナイテッド千葉が敵地でカマタマーレ讃岐を1-0で下した。4戦負けなしで勝ち点を27に伸ばした千葉は、金沢に勝ち点で並んだが得失点で上回り、2位に浮上した。讃岐の連勝は2でストップした。

 千葉にとっては前半からチャンスを決めきれない展開が続いた。前半4分にはMF水野晃樹の右クロスの流れからMFオナイウ阿道がシュートを放つがボールは惜しくも右ポストに嫌われた。

 後半に入ってもスコアレスは続いた。早々のプレーでFW森本貴幸がオーバーヘッドで豪快なシュートを放ったが、GK清水健太の好セーブに阻まれ、得点が生まれることはなかった。

 しかし後半31分、ついに均衡が破れる。千葉は左サイドからDF中村太亮がクロスを上げる。ニアに飛び込んだMF佐藤健太郎が頭に当ててコースが変わったが、ファーサイドに飛び込んだFWネイツ・ペチュニクが押し込み、先制点を奪った。ペチュニクは同43分にも決定機を迎えたが、シュートは惜しくも左ポストを叩き、ドッピエッタはならなかった。

 前節は東京Vとスコアレスドローに終わっていた千葉。今節も相手が守備を固めたため、難しい試合を強いられたが、後半、連動した動きで相手ゴールをこじ開けた。ゴールデンウイークで連戦が続いたが、守っても4戦連続無失点と安定した戦いを見せることが出来た。

 勝ち点を27に伸ばした千葉は、首位に浮上した磐田を勝ち点1差で追っている。「勝てたこと、3ポイントが取れたことが嬉しい」と振り返ったペチュニクも「戦う試合、全部を勝つ気持ちで頑張りたい。ジェフはそれだけの価値があるビッグクラブだと思う」と自信を深めている。


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