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独紙評価:好機を生かせなかった香川は低めの採点

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 9日に行われたブンデスリーガ第32節で、ドルトムントはホームにヘルタ・ベルリンをホームに迎え、2-0の勝利を収めた。84分までプレーしたMF香川真司に対するドイツメディアの評価は厳しめだった。

『ビルト』は、得点を決めたDFネベン・スボティッチやエリック・ドゥルム、2アシストのMFヘンリク・ムヒタリャンを「2」と高く評価した一方で、香川にはほかの大半のチームメート同じ「3」を付けている。

 だが、地元メディアは前節に続いて、厳しい見方だった。

『ルールナハリヒテン』は、チーム最低タイとなる「4」の評価。寸評は以下のとおりだ。

「日本人選手はボールを扱うにあたって、2、3回問題が出てしまっている。スペースが狭いベルリンのディフェンスラインの間では、何度かプレーがうまくいかない場面が見られた。彼のために用意されたような試合だったが、全体的にインパクトが小さすぎた」

『レビアシュポルト』でも「4」と低めだった。チャンスを外したシーンなどが低評価につながったようだ。

「熱心に創造的なビルドアップをしようとした、非常に精力的な立ち上がりを迎えた。しかし、その後は目立たなくなり、継続的な仕事を見せず。1時間経過したところで、自らシュートを試みたが、うまくミートせずボールは枠を大きく越えた。83分にはチーム3点目を決めるべきだったが、至近距離のシュートは(ヘルタGKトーマス・)クラフトに阻止されている」

『WAZ』も同じく香川のパフォーマンスに「4」を付けた。守備面の貢献に一定の評価を下したが、攻撃で結果を残せなかったため採点は伸びなかったようだ。

「ハーフタイム直前、(ヘルタDFファビアン・)ルステンベルガーに力強いプレスをかけて相手のカウンターを阻止したため、彼はクロップ監督を一瞬興奮させている。しかし、彼の攻撃面での努力のほとんどは、カウンターの際にボールを持ちすぎ、自らのフィニッシュを強いられながらシュートを枠の上を大きく外した62分の場面のようだった。彼の最大のチャンスは終盤(83分)、相手ゴール前、 完全にフリーの状態でシュートをGKに当てた場面だ」

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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