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輝き取り戻した本田…2アシストで29年ぶり不名誉記録阻止

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[5.9 セリエA第35節 ミラン2-1ローマ]

 日本代表MF本田圭佑の所属するミランは9日、ホームでローマと対戦し、2-1で勝利した。3連敗中だったミランだが、4月4日のパレルモ戦以来、6戦ぶりの白星を挙げた。

 ローマ相手とはいえ、負けるわけにはいかなかった。3連敗中だったミラン。『Italintermedia』によると、リーグ戦4連敗となれば、1985-86年シーズン以来、29年ぶりの不名誉な記録となるところだった。

 救ったのは背番号10だった。前半13分、DFルカ・アントネッリのパスから放ったボレーシュートはGKモルガン・デ・サンクティスの好セーブに阻まれたが、同13分、右サイドを突破すると、FWマッティア・デストロのヘディングシュートを呼び込む、クロスを供給。今季初の1試合2アシストで勝利に大きく貢献した。

 本田は今季は開幕から7戦6ゴール2アシストと絶好のスタートを決めた。しかし、昨年10月19日のベローナ戦以降、ゴールから遠ざかると、チームの不調も重なって、得点を演出することさえできなくなり、評価を下げる一方だった。

 2連勝と復調気味にあったローマ相手に挙げた勝ち点3という意味でも価値がある。ミランの背番号10がようやく輝きを取り戻した。


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