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「遅すぎた」快勝を誇るインザーギ 「本田のような選手たちで再出発しなければ」

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 ミランは9日、セリエA第35節でローマと対戦し、ホームで2-1と勝利した。フィリッポ・インザーギ監督は2位ローマを撃破したことに胸を張っている。

 3連敗中で5試合白星がなかったミランだが、MF本田圭佑のアシストからMFマルコ・ファン・ヒンケルとFWマッティア・デストロが2ゴールを奪取。FWフランチェスコ・トッティのPKで1点を返されたが、チャンピオンズリーグ出場を争う強敵を沈めた。

 インザーギ監督は試合後、次のように話している。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「チームは素晴らしかった。威厳があって、見事な答えを出してくれたよ。このように強いローマを倒せたということは、我々が12月のころに戻ったということだ。確かに、少し遅すぎたがね。だが、前を見よう。我々にはプレーのアイデンティティーとまとまりがある。一度はそれを失ってしまい、取り戻すのに苦労したが、ナポリ戦からすべてがダメだったわけじゃないことは分かっていたよ」

「ヨーロッパリーグ出場権? まだ3試合が残っている。我々は全力を尽くさなければいけない。サポーターは私が全力を尽くしていることを分かってくれている。ミランはこの数年、難しい時期にあるんだ。ほかの監督たちのときもそうだった。私はもっとうまくやりたいと思っていたが、たくさんのことを学んだよ。契約を最後までまっとうしたい」

 また、クラブ公式ウェブサイトは、インザーギ監督が本田について次のように述べたと伝えている。

「本田はチームを離れて、コンディションを取り戻すのが難しかったんだ。彼の文化、彼の練習ぶりは、手本とならなければいけない。我々はこういう選手たちで再出発しなければいけないんだ。ミランのユニフォームを着ているときは、それをしっかりとつかんでいなければいけない。特別なユニフォームだからね」

「本田? この試合で一人の名前を挙げるのは良くない。本田は素晴らしい意欲を持つ選手だ。一日9時間も練習し、常に向上を望んでいる。その結果は見てのとおりだ」

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