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[全日本大学選抜]MF八久保颯(阪南大)「ユニバは大学生活全ての集大成」

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 4月20日から22日にかけて、東京都内で合宿を行った全日本大学選抜。7月にはユニバーシアード競技大会が控えており、5月11日には正式メンバーが発表される。今回は最後の“選考会”の意味も持った。ゲキサカでは合宿へ参加した全26選手のインタビューを掲載します。

 第24回目は阪南大MF八久保颯(4年=秀岳館高)。所属先の関西王者・阪南大では、2列目から積極的に仕掛けると、今季は開幕からの7試合で4得点2アシストと結果を残している。昨年6月の強化合宿で全日本大学選抜へ初招集されると、徐々に頭角を現した。今年3月に行われたバルセロナ遠征ではバルセロナB戦へ先発したほか、日韓定期戦(1-2)でも先発出場を果たしている。鮮やかなドリブルを武器にサイドをえぐってはチャンスメイクする八久保。最後の選考会となった浦安戦でも決勝点をアシストする活躍をみせた。7月に控えるユニバーシアード競技大会への思いは?(取材日:4月20日)

―ユニバーシアード競技大会が7月に迫ってきたが。
「大学最後の年ですし、ユニバーシアードというのは個人的にも目指していた大会なので。大学生活全ての自分の集大成のように考えています」

―このチームでのプレーには慣れた?
「だいぶ慣れました。竜也(長谷川)とか竜司(和泉)とか、前の選手はいい感じで連携を取れていますし、ディフェンスも僕が出来ていなかったら周りから声をかけてもらっているので。チームメイトとしては、みんな仲が良いです」

―自身の選抜でのアピールポイントは?
「クロスボールを上げたり、シュートをしたり、ドリブルで前に持ち込んでチャンスをつくるところだと思っています。2列目サイドが多い?そうですね。サイドは左右どちらもできますが、個人的には右の方が好きです」

―今後への課題は?
「もっとチャンスを作れるように、点を残せるように。結果を残していきたいです。まだなにも結果を残せていないので、しっかりと点を取らないといけないし、チャンスもつくらないといけないなと感じています」

―進路については。
「まだ進路はわかりませんが、ユニバのメンバーに選ばれて、結果を残して……その先がつながればと思います。そういう意味でも(ユニバは)大事な大会です」

(取材・文 片岡涼)

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