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メッシが刻んだ右腕の新たなタトゥー、バルサへの思いも

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 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが右腕へ新たなタトゥーを彫った。今月5日に行われた欧州CL・バイエルン戦の前日会見に半袖で登場したメッシは、そのタトゥーを初めて公開した。6日の試合には長袖で臨むも、9日の試合では半袖のユニフォームを着用。タトゥーの全貌が確認されている。

 スペイン『ムンド・デポルティーボ』によれば、新たに右腕へ彫られたのは、「バルセロナにあるサグラダファミリアのステンドグラス」「蓮華」「時計」、そしてメッシの故郷である「ロサリオの地図」だという。これまでも、キリストや実母の肖像、愛息・チアゴくんの手形と名前などを彫ってきたメッシだが、新たにカラフルなタトゥーが加わった。

 メッシのタトゥーを担当しているのは、アルゼンチンのマル・デル・プラタで15年に渡って、彫師を続けてきたロベルト・ロペスさんだ。同氏の腕には、メッシによって入れられた「10」のタトゥーがあり、これを「最高のサインだよ」と誇りに思っているのだという。そのロベルトさんが、メッシーが新しく入れたタトゥーの意味を明かした。

 右肘の部分へ描かれたのが、バルセロナにあるサグラダファミリアのステンドグラスだ。これには、バルセロナへの愛情が込められているという。ロベルトさんは「彼は望み通りの場所へ移籍できたかもしれないが、ここに留まることを選んでいる。彼は自らも(サグラダファミリアと同じように)バルセロナの象徴であり続けたいと思っているんだよ」と話す。

 また、その下へ彫られた「時計」は時の流れの速さを常に忘れないように、腕へ大きく刻んだという。上腕部付近で鮮やかな赤が目を引く「蓮華」は、泥の中のような場所でも花を咲かせる習性があることから、メッシがその姿を自らと重ねて彫ったようだ。そのほかには、南米の地図の中にメッシの生まれ故郷である「ロサリオの地図」も描かれており、故郷への思いが表れている。


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