チェルシーMFセスク・ファブレガスは、今季のチャンピオンズリーグ(CL)ではバルセロナとレアル・マドリーが決勝に進み、「決勝クラシコ」をバルサが制して優勝すると予想している。

　セスクが昨シーズンまで在籍した古巣バルサは、バイエルン・ミュンヘンとのホームでのファーストレグに3-0で快勝。12日にアウェーでのセカンドレグに臨む。

　スペイン『カデナ・コペ』のインタビューでセスクがCLについて語ったコメントをスペイン複数メディアが伝えている。

「今シーズンのバルサはすべてを勝ち取ることになると思う。バイエルンに可能性があるとは思わないよ」

「レオ(リオネル・メッシ)はバルセロナのことが大好きだ。バルサはレオであり、レオはバルサなんだ」

　もうひとつの準決勝では、ユベントスがホームでのレアル・マドリー戦に2-1で先勝。こちらはより拮抗したスコアでセカンドレグを迎える。

「マドリーが突破することになると思う。難しいけど、マドリーがベルナベウでゴールを奪うことは確実だと思える。ユーベがどういう姿勢で試合に臨むのか、守りを固めるのか勝ちにいくのか、それだけが疑問だ」

「(決勝クラシコで)今であればバルセロナが勝つと思う。僕にとっては、バルサは世界最強のチームだ」

　プレミアリーグとキャピタル・ワン・カップで優勝を果たしたチェルシーの今シーズンについては次のように述べた。

「今年には(10点満点で)7点か8点をつけられると思う。2つのタイトルを獲得して素晴らしいシーズンだった。唯一残念だったことがあるとすれば、(CLベスト16で)パリ・サンジェルマンに敗れたことだ」

「もっとうまくやるべきだったと思うけど、僕らは若いチームだ。監督は以前のチェルシーをベースにして新たなチームを作り上げようとしている。今後数年間でもっと良い戦いができるようになると思うよ」

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