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J1最下位甲府が監督交代…樋口監督と契約解除、佐久間新監督就任

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 ヴァンフォーレ甲府は13日、樋口靖洋監督との契約を双方合意のうえで解除すると発表した。後任には佐久間悟ゼネラルマネージャー(GM)が就く。

 最下位に沈む甲府が、監督交代という荒療治に出た。甲府は今季より前横浜FM監督の樋口氏を監督に迎えた。しかし開幕から苦戦を強いられ、第1ステージ第11節を終えた段階で2勝9敗、勝ち点6で最下位。特に得点力不足が深刻で、8試合で完封負けを喫するなど、不振を極め、救世主としてFWバレーを緊急補強したが、途中出場した10日の湘南戦も0-1で敗れていた。

 クラブを通じ樋口監督は「現状として厳しい結果を招いていることの責任を痛感しています。結果責任は自分にあるとの思いからクラブと話し合いのもと、契約解除に至りました。このタイミングでチームを離れることは誠に申し訳なく残念に思っています」とコメント。「今後のリーグ戦で大きく躍進して目標の残留を果たせることを心から祈っています。最後にチームが厳しい状況の中でもサポーターの皆さんには樋口コールで励まして頂いたことを感謝申し上げます」とメッセージを残した。

 新監督となる佐久間GMは「今シーズンは、このような結果となっており、サポーター、スポンサー関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけし申し訳なく思っております」とコメント。「何としてでも、甲府がこのステージに留まるために、全力を尽くして最後の最後まで頑張りたいと思います」とチーム再建へ意気込んだ。

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