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リバプール退団理由を語るジェラード「脇役になりたくなかった」

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 今季終了後にアメリカMLSのロサンゼルス・ギャラクシーに移籍することが決まっているMFスティーブン・ジェラードが、移籍の決断に繋がった理由を語った。

 ジェラードは今年1月にLAギャラクシーに移籍することを発表。MLSはすでに3月に開幕しているが、プレミアリーグの日程を消化したあと、7月よりチームに合流する予定になっている。

 現在34歳のジェラードだが、今季はここまでリーグ戦27試合に出場。ここ2戦は連続ゴールを決めるなど、衰えを知らないプレーを見せ続けている。ただ、『ミラー』によると、ジェラードは現状と将来を照らし合わせた上での決断であると強調している。

「今年に入ってから、自分がスタメンで出場することがこれから減っていくと感じたんだ。自分にとって、月曜日の朝に仕事に行き、土曜日を待ち遠しく思いながら、チームメイトとともに素晴らしいライバルたちとの戦いに備えるというのがスタイルだったんだ」

「自分勝手な理由ではない。ただ、控え選手になるということは、これまでとは変わるということだ。実際、今年になって色々と変わったよ。そしてそれが自分にとっては移籍するサインだった」

 プレミアリーグは残り2節。リバプールは今週末のゲームが今季ホーム最終戦となる。ジェラードのホーム最終戦にもなることからチケットは完売しており、2500ポンド(約47万円)で取り引きされるチケットも存在するという。

 抜群の人気を誇るジェラードだが、将来的な復帰の可能性については、次のように話している。

「みんなはコーチや監督としてやったらどうかと言ってくれる。だけどそのためにはまず監督として充分な実力をつけなくてはいけない。将来的にそのチャンスがあって、自分も貢献できると感じればだけど、その時は戻ってきたいと思う」

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