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J2下位4チームが激突、熊本が再び最下位に

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 J2第14節が17日に行われた。前節終了時の下位4チームがそれぞれ激突する組み合わせになった。

 4戦未勝利で前節最下位に沈み、14日に緊急声明を出すなど低迷している大分トリニータは敵地で19位水戸ホーリーホックと対戦。前半19分にMF風間宏矢がエリア内ギリギリのところでDF細川淳矢にファウルを受けてPKを獲得。これをFW永井龍が落ち着いて沈め、先制に成功。永井は2試合連続ゴールになった。しかし前半35分、永井がFW馬場賢治を後ろから倒したとしてPKを献上。馬場に決められ、同点とされる。結局試合も1-1のドローに終わり、勝ち点1ずつを分け合った。

 20位ロアッソ熊本は、ホームで21位FC岐阜と激突。後半開始1分のプレーで、熊本はFW齊藤和樹が長い距離をドリブルで持ち上がると、そのままゴールネットを揺らして先制。しかし2分後に岐阜はセットプレーからDF岡根直哉がヘディングシュートを決めて同点。さらに同36分にはFW難波宏明のオーバーヘッドシュートがMF中山雄登のハンドを誘発。PKを獲得すると、難波自らが決めて、2-1で競り勝った。

 この結果、唯一勝利した岐阜が、一歩抜け出し18位に浮上。勝ち点を11に伸ばした大分は、熊本を得失点で上回り、最下位脱出。熊本が4節ぶりに最下位に転落した。

 なお、愛媛FCに敵地で2-3で敗れた京都サンガF.C.が、20位に後退。下位4チームに“割って入る”形になった。


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