マンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリーにレンタルされているFWハビエル・エルナンデス(チチャリート)に対してMLSのオーランド・シティが誘いをかけたが、同選手はこれを断ったと報じられている。

　マドリーをチャンピオンズリーグ準決勝に導くゴールを決めるなど、シーズン終盤にかけて活躍を見せる機会も増えてきたチチャリートだが、今季終了後の去就は未確定。マドリーへのレンタルを終えるメキシコ代表FWには多くのクラブが触手を伸ばすことが予想される。

　今季からMLSに新規参入したオーランドには、元マドリーのブラジル代表MFカカも在籍している。スペイン『マルカ』によればオーランドはチチャリートの獲得も試みたが、欧州でのプレー継続を望む本人はこれを断ったという。

　チチャリートの最大の希望はマドリーへの完全移籍だと見られるが、ユナイテッドが移籍金の要求額2000万ユーロを引き下げないのであれば成立は難しいと見られる。マドリー残留が不可能だとしても、チチャリートはスペインあるいはプレミアリーグ、ブンデスリーガでのプレーを望んでいると『マルカ』は伝えている。

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