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[MOM1375]桐光学園FW倉持快(1年)_抜群の瞬発力発揮して2発

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.16 Rookie League Agroup第1節 桐光学園高 5-1 鹿島学園高 時之栖裾野G]

 アビスパ福岡やサガン鳥栖などでプレーした経歴を持つ桐光学園高・鈴木勝大監督が「サビオラのよう。瞬発力は抜群」とリバープレート(アルゼンチン)やバルセロナ(スペイン)などでゴールを量産した元アルゼンチン代表FWの名を出して期待するFW倉持快が2得点の活躍。チームを逆転勝利へと導いた。

 倉持は先制された直後の前半5分に相手の背後を突いて同点ゴールを決めると、38分にも一瞬のスピードでDFを振り切ってゴールを決めた。小学生時代からプレースタイルが変わらないという倉持は、サイズこそ小柄だが、それでも磨いてきた背後を取る術を披露。意識しているというDFの視野から一度消えて裏に抜ける動きでゴールを陥れた。

「裏に抜け出してDFを振り切るというのは自分のストロングポイントだと思っている。いつでも相手の脅威になれるように、ということは意識している」と語るFWは「きょうもチャンスで決められるところがあったので、もっと点を取り切れるような選手になっていきたいです」と反省点を改善してゴールを量産できるFWを目指す。

 桐光学園での目標については「最終的には全国高校サッカー選手権で優勝したいし、1年からメンバーに入っていけるようにしっかりとアピールしていきたいです」。1年生だからと言って怯むことなく、トップチームに食い込み、活躍できるように努力を続ける。

(取材・文 吉田太郎)
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