beacon

ペルー1部の試合で5分間に5枚のレッドカードが出されて大混乱に

このエントリーをはてなブックマークに追加
 ペルー1部リーグで、一つのチームに対し、わずか5分の間に5枚のレッドカードが出される大荒れの試合が行われていたことが明らかになった。英「BBC」によると、問題の試合はアリアンサ・リマ対レアル・ガルシラソの一戦。

 レアル・ガルシラソが1-0で迎えた後半41分、ラモン・ブランコ主審は中盤でラフプレーをしたアリアンサ・リマのMFガブリエル・コスタに、この試合2枚目の警告を出して退場を命じる。すると、この判定に納得できずにピッチ内に入って猛抗議したギジェルモ・サンギネッティ監督にもレッドカードを提示し、退席を命じた。

 さらに、ボールを保持して時間稼ぎをするレアル・ガルシラソの選手に対して、ヒジ打ちやキッキングなどの悪質なプレーが続き、さらに2名が退場に。また、レッドカードを出そうとした審判の動きを制した選手にもレッドカードが突きつけられた。

 4選手が退場して7人での戦いを強いられたホームチーム。スタジアムは、収まりがつかなくなり、ライオット・シールドを持った警官隊がピッチに入り、主審を暴動から守ることになった。結局、試合はレアル・ガルシラソが1-0で逃げ切りに成功。ブランコ主審は警察に護衛されて帰路についている。

 なお、ペルーのプロ審判協会は公式Facebookでブランコ氏について「とても良い仕事をした」と、ジャッジが公正だったと称賛している。

TOP