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ジルがアンリ氏の発言を痛烈に批判 「彼は間違っている」

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 クラブと母国のレジェンドとはいえ、さすがに我慢がならなかったようだ。アーセナルFWオリビエ・ジルが、クラブとフランス代表のOBであるティエリ・アンリ氏の、自身へのコメントを痛烈に批判した。

 事の発端は、4月に行なわれたチェルシー戦だった。首位のチェルシーと2位のアーセナルの対戦は0-0の引き分けに終わり、チェルシーがリーグ優勝に大きく近づいている。この試合後にアンリ氏がイギリス『スカイ・スポーツ』で、「ジルはよくやっていると思う。でも彼がいるアーセナルはリーグタイトルを獲得できるだろうか?」と語ったのだ。

 これについて、やはりフランス人であるアーセン・ベンゲル監督は「ジルはチームのために必死に頑張っている」と擁護し、アンリ氏に反論していたが、ジル本人も「反撃」に出た。フランス『レキップ』のインタビューに、次のように答えている。

「彼がうっとおしいことを、たくさん言っているのは聞いたよ。彼にとっては望ましい反響だっただろう。チームを分裂させるようなことを言ったのには驚いたよ。僕が“チーム”と言うのは、あの発言が僕だけではなく、チーム全体に向けられたものだからだ。彼は間違っている」

「ああいう発言を聞くのは気分の良いものじゃない。それも、かつてのフランス代表とアーセナルのストライカーの発言なのだから、残念だよ。チェルシー戦の後に言うのは少し簡単だっただろう」

ジルは4月4日のリバプール戦を最後にゴールから遠ざかっている。それでもアンリ氏からの批判には屈辱を感じたようだ。

「僕たちは良いプレーをしていたと思う。10試合無敗だったからね。僕のスタッツも良かった。プライドを傷つけられたよ」


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