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広島がJ1通算300勝達成、新潟は3連敗で最下位転落

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[5.23 J1第1ステージ第13節 広島4-2新潟 Eスタ]

 サンフレッチェ広島がホームでアルビレックス新潟に4-2で勝利した。2戦勝ちなしと足踏みが続いていた広島だが、この勝利でJ1通算300勝を達成した。新潟は3連敗で最下位に転落した。

 広島が危なげない試合運びを見せた。前半19分、MF柴崎晃誠のCKにフリーで走り込んだDF塩谷司がヘディングシュートで合わせて先制点を奪う。塩谷はうれしい今季初ゴール。さらに同37分には左サイドからMF柏好文がクロスを上げると、FWドウグラスが頭で合わせて追加点が生まれた。

 新潟も前半終了間際のアデショナルタイム1分、中央でボールを持ったMF山崎亮平がドリブルを開始。ゴール前まで持ち上がると、左足でゴールを射抜き、前半のうちに1点差に迫った。

 しかし広島は後半25分、左サイドエリア内を突破したMF森崎和幸のプレゼントパスをFW浅野拓磨が押し込み再びリードを広げると、同35分にはCKから再び塩谷が奪って、4点目。同43分にFW田中達也に1点を返されたものの、快勝でJ1通算300勝を達成した。

 今季初ゴールを含む2得点を奪った塩谷は両チーム最多のシュート7本を放つなど気を吐いた。「セットプレーで取れてなかった。上手く2点取れてよかった」と笑顔を見せた塩谷は「セットプレーで取れてなかった。上手く2点取れてよかった。今日はマークが緩かったのでチャンスだと思った」とニヤリ。「ハットトリックを狙ったんですけど」と苦笑いを浮かべるも、「次また点が取れるように頑張りたい」と力を込めた。

 森保一監督は「勝って当たり前のチームはいない」としながらも「選手たちはいい準備をして良くやった」と勝利を喜んだ。


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