beacon

批判にうんざりするグアルディオラ 「ドイツの人はしゃべりすぎ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 23日に行われるブンデスリーガ最終節で、バイエルンは日本代表FW岡崎慎司が所属するマインツと対戦する。ジョゼップ・グアルディオラ監督は、「王者に対するリスペクト」を求めた。

 4月末に優勝を決めたバイエルンはその後に失速しており、リーグ戦は3連敗中。バイエルンの対戦相手と残留争いをするチームなどからは、厳しい意見も聞こえている。

 しかし、それはバイエルンが優勝を決めたから可能なことであり、非難されることではないと指揮官は感じているようだ。22日の会見の様子を、ドイツ『AZ』が伝えている。

「ドイツの人たちはしゃべりすぎだよ。もっとドイツ王者に対するリスペクトを求めたい。ほかのチームは問題を抱えているかもしれないが、それはバイエルンの責任ではないよ」

「レバークーゼンは強かったし、アウクスブルク戦は10人でのプレーだった。フライブルクは良いプレーをしたんだ。フライブルクが良いプレーをしたということに誰も目を向けようとしないのはなぜだ? ここではみんなしゃべりすぎだよ。私はそれを学んだ」

 今シーズンには一定の満足感がある。

「素晴らしいシーズンを過ごした。ブンデスリーガで優勝し、チャンピオンズリーグ(CL)は準決勝まで進んだ。誰もが3冠を望んでいるが、それは成し遂げられなかった。それでも、ブンデスリーガの優勝が一番大事だと思う。CL優勝が一番美しいかもしれないけどね」

 なお、グアルディオラ監督はCL準決勝で敗れた古巣のバルセロナから決勝戦に招かれたそうだが、「招待には応じない。私はここに残るよ」と断ることを明かした。

 前半戦のマインツ戦ではバイエルンが苦しんだ。終了間際にFWアリエン・ロッベンのゴールが決まり、2-1で何とか勝ち点3を手にした試合だ。グアルディオラ監督は警戒している。

「非常に高いクオリティーを持つチームだ。マインツでのアウェーゲームは苦戦したね。ヨハネス(・ガイス)はとても良い選手だ。彼を抑えるのに苦しんだよ」

昨シーズンに続く早い時期のリーグ優勝決定に盛り上がったバイエルンだが、終盤戦の失速が水を差したのも事実。王者は良い形でシーズンを終えられるだろうか。

●ブンデスリーガ2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP