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川崎F杉本が決勝弾!!代表候補合宿後、公式戦4戦4発に

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[5.27 ナビスコ杯B組第6節 横浜FM1-2川崎F ニッパツ]

 川崎フロンターレはアウェーで横浜F・マリノスと対戦し、2-1で競り勝った。順位は4位のままだが、2位神戸、3位山形に勝ち点8で並び、決勝トーナメント進出へ望みをつないだ。一方の横浜FMは3連敗で最下位に転落。最終節を残してグループリーグ敗退が決まった。

 静かな立ち上がりを見せた試合は徐々に川崎Fがリズムをつかむ。前半38分には右サイドから中に切れ込んだMFエウシーニョの左足ミドルがDFファビオの足に当たってコースが変わり、ゴール右隅に吸い込まれた。

 運も味方につけ、先制に成功した川崎F。前半41分には相手のパスミスをカットしたルーキーのFW三好康児がGKの位置を見てハーフウェーライン手前から左足でロングシュートを狙ったが、必死に戻ったGK榎本哲也が何とかかき出した。

 1点ビハインドで前半を折り返した横浜FMは徐々に攻勢を強め、後半25分にMF兵藤慎剛の左CKからファビオが同点ゴール。その後はオープンな展開で両チームが攻め合ったが、川崎Fは後半39分、途中出場のMF橋本晃司の右CKからニアサイドに走り込んだFW杉本健勇が右足でゴール左のサイドネットに流し込んだ。リーグ戦2戦連発中の杉本はナビスコ杯初ゴール。土壇場で2-1と勝ち越した。

 今月12、13日に行われた日本代表候補合宿後、公式戦4試合で計4ゴールとなった杉本。試合後のインタビューでは「そんなに意識しているつもりはないけど、ああいう刺激的な場所に行って、いろんな影響を受けたし、自分の中で感じることもあった」と明かす一方、「でも、まずはチームで結果を出すことが第一なので。そこに集中したい」と表情を引き締めていた。

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