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[EL]準Vに終わったドニエプル指揮官「実力ある選手がもう少し必要」

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[5.28 ヨーロッパリーグ決勝 セビージャ3-2ドニエプル]

 ヨーロッパリーグ(EL)は28日に決勝を行い、昨季王者のセビージャ(スペイン)はドニエプル(ウクライナ)と対戦した。3-2の逆転勝利を収めたセビージャは2季連続史上最多4度目の優勝を果たしている。

 試合後、敗れたドニエプルの選手たちからは悲しみの言葉が続いた。『UEFA公式サイト』によると、FWイェブヘン・セレズニオフは「誰もが手にできるわけではない、一生に一度のチャンスを得たのに負けてしまった。サッカー人生で最も重要な試合を落としてしまったんだ」と肩を落とした。

 ミロン・マルケビッチ監督は2得点を決めたセビージャのFWカルロス・バッカを賞賛。「カルロス・バッカが非常に危険なストライカーであることもわかっていたが、2点目と3点目を防ぐことはできなかった。3点目は相手に与えてしまったようなものだ」と言うと、「1人のアタッカー(バッカ)に2ゴールを奪われたのであれば、それは守備の選手が対応できていなかったと言える。とはいえ、そのアタッカーのプレーが良すぎたとも言えるがね」と語った。

 先制しながら逆転されるも追いついた末に、2度目の逆転を許しての敗戦。来季はUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)へグループステージから出場する。指揮官は「リーグ戦に加えて、このようにハイレベルな欧州の大会を戦っていくには、当然ながら実力ある選手がもう少し必要だ」と話した。

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