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「X」か「ACE」か…香川、宇佐美、内田らが初めて見るスパイクを手に取る

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 アディダスから新たに発表されたフットボールスパイクの「X(エックス)」と「ACE(エース)」。7月1日に全世界同時発売となる新モデルは、6月6日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝で選手が着用し、ピッチ上でお披露目される。

 アディダスと契約する日本人選手たちも今後は「X」と「ACE」のいずれかを履いてプレーすることになるが、MF香川真司やDF内田篤人らが初めて「X」と「ACE」を見たときの驚きの声や、実際に着用してボールを蹴ったときの感想を収録した特別動画が公開されている。

 グラウンドに置かれた「X」と「ACE」を前にした香川は「こっちのほうが僕は好きですね」と、迷わず「X」を手に取った。斬新なアッパーデザインとヒールに存在する巨大なアディダスロゴ。同じく「X」を選んだDF槙野智章は「スパイクって感じじゃない。こんなに(ロゴを)押し出すかってぐらい」と思わず目を丸くした。

 ド派手なプレーでゲームを決めるエンターテイナーのための新モデル「X」。FW武藤嘉紀は「格好いいですね。ちょっと悪そうじゃないですか?」と、規格外なデザインが気に入った様子で、FW宇佐美貴史も「インパクト、主張が強ければ強いほど良いと思う。プレーで目立って、(スパイクと)両方で目立てれば」と絶賛だった。

「普通だったらこっちなんだよな。今までどおりだったら」と、アディダスの王道とも言えるデザインの「ACE」を履いたのは内田だ。伝統の3本線が入った「ACE」。MF柴崎岳は「僕はやっぱり3本線が好きなので」と、アディダスへの愛着も口にする。

 優れたボールコントロール性を追求し、ゲームとピッチを絶対的に支配するエースプレイヤーのための新モデル「ACE」。内田は「こういうざらざらが付いていると(ボールが)止まりやすい」と、3層からなるアッパー素材「コントロールウェブ」に好印象を持ったようで、FW南野拓実も「ボールタッチしやすい。いい感じですね」と、その機能性に太鼓判を押していた。

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