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地震中断…スタンド騒然も横浜FM、G大阪選手らは一様に「気づかなかった」

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[5.30 J1第1ステージ第14節 横浜FM1-1G大阪 日産]

 午後8時24分ごろ、小笠原諸島を震源とする震度5強の地震が発生した。日産スタジアムのある横浜市も震度4を観測。試合中だった横浜F・マリノスガンバ大阪の一戦は、後半20分から中断。安全確認を行い、約10分後に試合を再開させた。

 記者席のあるスタンドでも大きな揺れを体感した。しかしピッチ上の選手たちは地震には気づかなかったという。

 G大阪のFW宇佐美貴史は「僕は全然気づきませんでした」。影響があったかとの問いには「そんなに長くなかったですし、気持ちが切れないようにしていた」と続けた。MF遠藤保仁も「結構揺れてたみたいですけど、全然感じなかった」と話した。

 横浜FMのFWアデミウソンは「停電で中断したことはあるのですが、地震は初めて」とキャリア初の珍事に目を丸くした。ただ、アデミウソン自身はピッチで何が起こったのかすら理解が出来ていなかったようで、「中断してからも掲示板が読めないので、何があったか分からなかったのですが、リンスに聞いたら教えてくれました」と当時の状況を説明した。

(取材・文 児玉幸洋)
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