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有終Vならず…クロップ「これからが辛い」

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[5.30 DFBポカール決勝 ドルトムント1-3ボルフスブルク ベルリン]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)決勝が30日に行われ、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントボルフスブルクに1-3で敗れた。香川は前半5分の先制点をアシストしたが、その後3失点を喫し、逆転負けした。

 有終Vとはならなかった。今季限りで退任することが決まっているユルゲン・クロップ監督にとっては、正真正銘、この試合がドルトムントでのラストゲームだった。呆然と相手の表彰式を見つめる選手たち、手で顔を覆うようなしぐさを見せる選手もいたが、クロップ監督は気丈に振る舞ってみせた。

 ブンデスリーガ公式サイト日本語版が、クロップ監督のコメントを伝えている。

「この決勝の場では勝敗の差はとても大きい。相手の守備を破るのは難しかった。まずはこの敗戦を受け入れてから、自分の退任について考える」

「選手にお別れするときが本当のお別れの時。すばらしいクラブと人々に出会えた。これからが辛い。準優勝パーティーがお別れパーティーになる」

 また、今季限りで現役を引退するMFセバスティアン・ケールもコメントしている。

「最後まで勝てると信じて戦った。でも追加点がとれず、最後はボルフスブルクが勝ってが妥当だったと思う。夢が叶わなかったのでとても残念だ。もちろん優勝して引退できるとよかったけど、サッカーとはこういうものだ」

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