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ハリル監督がFIFAに言及「正直者ではない者も世界にはいる」

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 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が1日、汚職事件に揺れる国際サッカー連盟(FIFA)について言及した。

 日本代表メンバー発表会見の席でFIFAの現状について質問を受けた指揮官は「FIFAの話はよく耳にしているし、そこで仕事をしている人も知っている」としたうえで、「正直な状況をつくりたい。正直に仕事をしたい。ただ、正直者ではない者も世界にはいる」と述べた。

 5月27日にFIFAの複数幹部が逮捕されるなど汚職事件に揺れるFIFAではゼップ・ブラッター会長も厳しい批判を浴びる中、同29日の会長選で5選を果たした。とはいえ、欧州サッカー連盟(UEFA)との対立が表面化するなど、逆風が弱まる気配はない。

「この心配はしばらく続くと思うが、フットボールに関することなので、そういったものは排除してもらいたい」。今後のFIFAの健全化に期待するハリルホジッチ監督は「FIFAに関することより、フットボールの話をしたい」と、それ以上のコメントは避けた。

(取材・文 西山紘平)
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