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代表監督は大変…520試合確認のハリル監督「皆さんに知ってもらいたい」

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 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は1日、千葉県内のホテルで記者会見を行い、11日の国際親善試合・イラク戦(日産ス)、16日のW杯アジア2次予選・シンガポール戦(埼玉)に臨む日本代表メンバー25人を発表した。

 ハリルホジッチ監督は、冒頭に今回の合宿に向けてどのような準備をしてきたかを話し始めると、「私が日本に着いてから、全部で520試合を見てきました」とデータを用いて説明。520試合の内訳はJ1、J2、J3を含めて116試合、ナビスコ杯28試合、ACL24試合、ヨーロッパのリーグ戦3試合。以上がライブで見た試合で全171試合となり、これに映像で見た349試合を足すと、全520試合となるわけだ。

 もちろん、520試合すべてをハリルホジッチ監督一人で確認したわけではない。代表のスタッフ全員で、これだけの仕事量をこなしてきた。指揮官は、このデータを紹介した意図を、「代表のスタッフはこれだけ多くの仕事をしていますし、いろいろな場所へ行ってもらっています。12回のオフィシャルミーティングを行うなど、代表監督、代表のスタッフは厳しい仕事をしていると皆さんに知ってもらいたい」と語っている。

 もちろん、それだけの仕事をこなすのも、日本サッカー界のさらなる発展のためだ。「我々の目的は日本のフットボールを向上させ、もっと高いレベルへ行くことです」と口調を強めると、「とにかく、まずはロシアに行かなければならない」と当面の目標はロシアW杯出場権獲得だと話した。

(取材・文 折戸岳彦)

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