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ブラッター会長の娘が擁護 「父は陰謀の犠牲者」

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 FIFAのゼップ・ブラッター会長の娘が、イギリス『BBC』の独占インタビューに応じ、父親はリベートを受け取る人間ではないと語った。また、何かしらの「陰謀の犠牲者」でもあると述べている。

 汚職の疑いで幹部複数名が逮捕・起訴されるという前代未聞のスキャンダルにもかかわらず、29日の会長選で5選を果たしたブラッター会長。娘のコリーンさんは『BBC』で、次のように語った。

「落ち度のない人間はいない。でも、彼はお金をもらうような人間ではないの。彼が稼いだお金はすべて、彼が仕事をしたことで手にしたお金よ。彼はハードワークをする会長なの。彼はお金をもらうような人じゃない。一切、彼はお金を受け取っていない」

「これらすべてが、彼の信用を貶め、辞任させようとするためよ。でも、(2、3週間経てば)誰もそのことを話さなくなるでしょうね。ほかのニュースが話題となり、彼は普段どおりに仕事をするでしょう。彼は、彼に投票しなかった人たちの会長でもあり、これから一緒に仕事をしなければいけない」

 今回の一件の背景に陰謀があると思うか問われると、コリーンさんは次のように答えている。

「アメリカやイギリスから(の陰謀)とは言わないけど、一部の人たちが陰で動いているのは確かね。それを闇の力と呼ぶのかどうかは分からないけど、彼らは本当に懸命にトライしたわ。昨年の9月、10月とトライしたの。どうしてUEFAは『我々が最強の連盟だ』と言えて、どうして彼らは候補者を立てないのかしら?」

 ブラッター会長本人にも捜査の手が及ぶとも言われるが、コリーンさんは父親が逮捕されることを心配していないと述べている。
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