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G大阪、鹿島下して2位浮上も…次節にも浦和優勝の可能性

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[6.3 J1第1ステージ第10節 G大阪2-0鹿島 万博]

 ガンバ大阪がホームで鹿島アントラーズを2-0で下した。勝ち点を27に伸ばしたG大阪は2位に浮上。首位浦和が引き分けたため、1試合少ない状況で、勝ち点差は7に詰まったが、次節7日にも浦和の優勝が決まる可能性が出てきた。

 先制点は前半41分に生まれた。G大阪は左サイドからのFKを獲得。MF遠藤保仁がゴール前に蹴り入れると、GK佐藤昭大がパンチングで防ぎに来る。しかし弾いたボールの目の前にいたのはMF今野泰幸。ピンポン玉のように右足ダイレクトで跳ね返すと、ボールがゴールネットに突き刺さった。

 追加点は後半に入ってすぐに生まれた。後半7分、エリア内に勢いよく侵入したFW宇佐美貴史がDF西大伍に倒されPKを獲得。ここで宇佐美はPKキッカーに名乗り出たが、ベンチは予定通り遠藤が蹴るように指示。遠藤は落ち着いてGKの逆を突くゴール右隅に蹴り込んだ。

 G大阪は守っても日本代表に選出されたGK東口順昭やDF丹羽大輝を中心に安定した守りを見せる。後半アディショナルタイムに16歳MF堂安律をリーグ戦デビューさせるなど、余裕を持った戦い方で試合を締めくくった。

 鹿島は日本代表に招集されたMF柴崎岳がゴールに迫るが、後半31分の左クロスに合わせたダイレクトシュートは枠を捕えることがなかった。鹿島は2戦ぶりの黒星で、順位を10位に下げた。


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