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第1S優勝に王手かける劇的ドロー…浦和ペトロヴィッチ監督「ドラマティックな試合だった」

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[6.3 第1ステージ第10節 柏 3-3 浦和 柏]

 後半45分まで浦和レッズは2-3と柏レイソルに1点のリードを奪われていた。しかし、迎えた後半アディショナルタイム、右サイドのMF関根貴大からのクロスをFW武藤雄樹がヘッドで叩き込み、劇的弾で3-3のドローに持ち込んだ。開幕からの無敗を14試合まで伸ばしてJ1新記録を打ち立てると、第1ステージ優勝に王手もかけた。

 ペトロヴィッチ監督は「非常にドラマティックな試合でした。攻撃の部分では多くのチャンスを作れたし、非常に良い部分が出せました」と満足気な表情を見せつつも、「ただ、もったいない失点もあったので守備の部分では課題を残したゲームだったと思います」と課題も挙げた。

 粘り強い戦いで勝ち点1を獲得し、第1ステージ優勝に王手をかけた。この粘り強さは、過去の経験があるからだと指揮官は話した。「我々は13年と14年は優勝を逃してしまいました。ただ、そういう過去の経験が、選手たちにしっかりと生きていると思います。最後には絶対に負けないんだという粘り強さが、チームの成長として表れています」。

 7日行われる第15節で浦和が清水に勝利を収め、2位G大阪が神戸に敗れると、浦和の第1ステージ優勝が決まる。


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