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代表通算200試合節目がW杯初戦…レジェンド澤は充実感「非常にうれしい」

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[6.8 女子W杯C組 日本女子1-0スイス女子]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は8日、スイス女子代表との女子W杯C組初戦を戦い、1-0で勝利した。前半29分に決めたMF宮間あやのPKを最後まで守り抜いた。

 日本のレジェンド、10番澤穂希が男女を通じ世界最多となる6度目のW杯のピッチに立った。先発出場した澤は、後半13分までプレー。ミドルシュートを放つなど、積極的なプレーを見せた。またこの試合で澤は、代表通算200試合出場を達成。チームも白星発進を決め、節目の試合に花を添えた。

 節目の試合がW杯の初戦。巡りあわせを感じますねとの問いに「そうですね」と笑顔を見せた澤は、「久しぶりにドキドキ感と緊張感の中で楽しくサッカーができました。宮間選手も150試合ですし、私自身も通算200試合という節目の日を勝ち点3で終われたというのは非常にうれしいです」と充実感を漂わせた。

 苦しみながらもぎ取った勝ち点3だった。「何とか勝ち点3が欲しかった。自分たちのサッカーが出来ればと思ったが固かった」と話した澤も、「最後まであきらめずに、最後まで体を張った。安藤選手の飛び出しがあってPKを取れた。それを宮間選手がしっかり決めた。とにかく勝ち点3が取れてよかった」と安堵した。

 ただ澤は最後まで笑顔を絶やさない。「最後、やり切ったと言えるような大会にしたい」「次の試合もしっかり勝ち点3が獲れるようにがんばりたい」と話し、にこやかな表情のままインタビューを締めくくった。


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