イタリア『スカイ・スポーツ』によると、ミランのフィリッポ・インザーギ監督にセリエBのカターニアが関心を抱いているようだ。

　セリエAを10位で終えたミランは、インザーギ監督に別れを告げ、サンプドリアを退団したシニシャ・ミハイロビッチ氏を招へいすることが内定しているとみられる。

　わずか1年でミランのベンチを去ることがほぼ確実となっているインザーギ監督だが、新シーズンは2部で経験を積むことができるかもしれない。セリエA昇格に失敗したカターニアが、ビチェンツァのパスクアーレ・マリーノ監督とともに、インザーギ監督を新指揮官候補に挙げているという。

　ただし、イタリア『シチリア』は9日、カターニアにはインザーギ監督のサラリーを支払う余裕がないとし、同監督の就任は難しいとの見込みを伝えている。

　だが、トップチームでの経験不足を指摘されたインザーギ監督だけに、2部からリスタートを切る可能性もあるかもしれない。現在はバカンス中の同監督は、どのような決断を下すのだろうか。

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