ロシアW杯アジア2次予選は11日に各組で開幕節を行った。予選は各組5チームで争われるため、各節1チームが試合がないことになる。日本も今予選から参戦しているが、今節は試合が組まれていない。

　日本と同組のグループEでは、16日に埼玉スタジアムで対戦するシンガポール代表がアウェーでカンボジア代表と対戦。DFサフワン・バハルーディンの2ゴールなどで前半だけで3得点を挙げると、後半にも1点を追加。4-0で快勝し、白星発進を決めた。また、同組のもう1試合ではシリア代表が敵地でカザフスタン代表に6-0で大勝。前後半3点ずつを奪う理想的なゲーム運びで勝利した。日本はシリアと今年10月、そして来年3月に対戦する予定でいる。

　その他の組では、A組のサウジアラビア代表がホームでパレスチナ代表と対戦。2-1で迎えた後半アディショナルタイム1分に同点に追いつかれたが、同4分に再び勝ち越しゴールを奪い、辛勝で勝ち点3をもぎ取った。1次予選を勝ち上がったことで注目を集めたC組のブータン代表は、敵地で香港代表と対戦。前半から失点を重ね、0-7で大敗した。F組ではインドネシアがFIFAから資格停止処分を受けたため、チャイニーズ・タイペイと組まれていた試合が中止になっている。

以下、11日のアジア2次予選結果
[グループA]
サウジアラビア 3-2 パレスチナ
マレーシア 1-1 東ティモール

[グループB]
タジキスタン 1-3 ヨルダン
バングラデシュ 1-3 キルギス

[グループC]
モルジブ 0-1 カタール
香港 7-0 ブータン

[グループD]
インド 1-2 オマーン
グアム 1-0 トルクメニスタン

[グループE]
アフガニスタン 0-6 シリア
カンボジア 0-4 シンガポール

[グループF]
チャイニーズ・タイペイ 中止 インドネシア
タイ 1-0 ベトナム(※5月24日に開催)

[グループG]
レバノン 0-1 クウェート
ラオス 2-2 ミャンマー

[グループH]
フィリピン 2-1 バーレーン
イエメン 0-1 北朝鮮

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