[6.12 EURO予選 ウェールズ1-0ベルギー]

　EURO予選が12日に欧州各地で行われた。B組で勝ち点11で並ぶベルギー代表とウェールズ代表の一戦は、1-0でウェールズ代表が勝利した。レアル・マドリーに所属するMFガレス・ベイルが決勝点の活躍。得失点差で下回り2位につけていたウェールズだったが、勝ち点14に伸ばすと単独首位に浮上した。

　決勝点が生まれたのは前半25分だった。ウェールズの左サイドからのFKは壁に阻まれるも、こぼれを拾って再びゴール前へ折り返す。これをクリアしようとMFラジャ・ナインゴラン(ローマ)がGKへ頭で流したボールがベイルへの“アシスト”になった。PA左でボールを拾ったベイルは胸トラップから冷静にGKの股間を抜くシュートを右足で流し込んだ。

　終盤に猛攻を仕掛けたベルギー代表だったが、得点は生まれない。このゴールが決勝点となり、ウェールズが1-0で勝利。単独首位へ浮上した。

　この日の結果により、勝てば2位浮上の可能性もあった3位・イスラエル代表だが、敵地でボスニア・ヘルツェゴビナ代表に1-3で敗れている。キプロス代表は未勝利のアンドラ代表に3-1で勝利した。

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