[6.16 コパ・アメリカ アルゼンチン 1-0 ウルグアイ]

　コパ・アメリカは16日、グループB第2節を行い、アルゼンチン代表が前回大会王者のウルグアイ代表から1-0の完封勝利を収めた。

　開幕節でパラグアイと引き分け、今大会初勝利を狙うアルゼンチンが前半9分にゴールを脅かす。MFハビエル・パストーレのパスを右サイドで受けたMFアンヘル・ディマリアがPA内に進入。しかし、左足で狙ったシュートはGKフェルナンド・ムスレラにストップされた。さらに同20分にはFWリオネル・メッシのパスからパストーレがシュートを放つが、これもムスレラの守備範囲に飛んだ。

　対するウルグアイは前半21分、MFニコラス・ロデイロのCKからDFディエゴ・ゴディンがヘッドで狙うも、ボールはわずかにゴール左に外れる。すると同25分にアルゼンチンが決定機を創出。右サイドのメッシのクロスからゴール前でフリーになったFWセルヒオ・アグエロがヘディングシュートを放ったが、好反応を見せたムスレラに弾き出された。

　スコアレスのまま迎えた後半11分、アルゼンチンがついに試合を動かす。パストーレのパスから右サイドでフリーになったDFパブロ・サバレタのピンポイントクロスを、ニアサイドに飛び込んだアグエロがダイビングヘッドで合わせてゴールネットを豪快に揺らした。

　同点に追い付きたいウルグアイは後半31分に好機を生み出す。DFマキシミリアーノ・ペレイラのミドルシュートのこぼれ球をFWディエゴ・ロランがフリーで狙ったが、シュートは枠上に外れた。追加点を狙うアルゼンチンも、後半37分にFWカルロス・テベスのパスを受けたメッシが強烈な左足シュートを枠内に飛ばしたが、ムスレラに阻まれた。

　ウルグアイは試合終了間際の後半45分に、アベル・エルナンデスが決定的なシュートを放つも、GKセルヒオ・ロメロに弾き出されてしまった。その後スコアは動かずにアルゼンチンが1-0のまま逃げ切り、今大会初勝利を挙げた。

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