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カペッロ退任を望むロシアサポ、違約金約30億円を募金で用意?

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 ロシア代表のサポーターは、ファビオ・カペッロ監督の退任を望んでいる。そのために、有志で違約金を集めようとしている。イギリス『スカイ・スポーツ』やイタリアメディアが伝えた。

 14日のEURO2016予選でオーストリアに敗れたロシアは、グループGで首位オーストリアに勝ち点8差、2位スウェーデンに同4差の3位と、本大会出場に暗雲が立ち込めている。予選6試合、公式戦10試合で、勝利したのはわずかに2試合。しかも、1勝は格下リヒテンシュタイン戦で、もう1勝も観客トラブルで3-0の不戦勝となったモンテネグロ戦だ。

 成績不振から周囲のカペッロ監督への不満は高まっており、ロシアサッカー連盟(RFU)のニキータ・シモニアン臨時会長は先日、カペッロ監督の進退について話し合うことを明かしている。

 だが、高額年俸を手にするカペッロ監督の解任には違約金が必要となる。そこで、ロシアの一部サポーターは『fabiogohome.betfoot.ru』で、サポーターにその違約金を集めようとしているようだ。同サイトでは次のようなコメントが記されている。

「投票は、多くのファンがカペッロの退任を望んでいることを示している。それは、アナリストやコメンテーター、監督たちも望んでいることだ。だが、そのためにはRFUがドン・ファビオに2140万ユーロという高額違約金を支払わなければいけない」

「我々のサイトは『さらば、ドン・ファビオ』のスローガンで募金を始める。みなさんから受け取るお金はすべてRFUの口座に入ると約束します!」
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