ブンデスリーガ2部のザンクトパウリは18日、FW宮市亮を獲得したと発表した。アーセナルとの契約を解除したことにより、移籍金は発生せず。契約期間は2018年までの3年契約。背番号は13番に決まっている。

　クラブ公式サイトでは、早くも宮市のインタビューを掲載。15日に渡欧したばかりの宮市は「とても幸せ。今回の移籍に関わったクラブ関係者や代理人、全ての人に感謝したい」とコメントした。

　ザンクトパウリとは1か月以上も前から接触があったことも明らかにし、「早くピッチの上に立ちたい」と意気込むと、新シーズンの目標については「チームのために働きたいと思っている、去年よりも良い結果になるように、僕は全力を尽くしたい」と語った。

　高校卒業と同時にイングランドやオランダで戦ってきた22歳のストライカー。新天地はドイツに決まった。「3年契約を結べたことに非常に満足しています。最近では僕はいつも違うクラブへレンタルされていたこともあり、簡単なシーズンではなかった。ここではザンクトパウリが新たなホームになることを祈ってます」と話した。

---

●欧州組完全ガイド
●2015-16シーズン欧州移籍情報