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ドイツからのオファーを断って… 奥川がザルツブルク加入へ思いを語る

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 今夏にザルツブルクに加入するU-19日本代表MF奥川雅也が、欧州挑戦への思いを語った。クラブ公式サイト上でのインタビューでは、ドイツよりもオーストリアでの挑戦を選んだことが明かされている。

 現在J2を戦う京都サンガF.C.のアカデミーで育った奥川は、今年4月に19歳になったばかり。だが、2014年に2種登録され、トップチームに昇格した今季はこれまでリーグ戦5試合に出場して1得点を決めている。

 年代別日本代表としてもプレーしてきた奥川は、ザルツブルクから高い評価を受け、早くも欧州移籍が決まった。この夏に、オーストリアへと向かうことになる。

 ザルツブルクは、この新戦力のインタビューを公式サイトに掲載。その紹介の中で、ドイツのブンデスリーガからもオファーがあったが、ザルツブルクを選んだと記されている。

 それだけの思いを持ってのチャレンジに、このように話している。

「ヨーロッパでプレーすることが、ずっと夢でした。でも、こんなに早くチャンスを得られるとは、夢にも思いませんでした。だから、僕を鍛えて今日の僕に成長させてくれた京都サンガに感謝したいです。この思いは決して忘れません」

「興味を持ってチームの結果に注目していました。この若いチームがヨーロッパリーグであれだけやれたというのは、本当に素晴らしいことだと思います。すぐにそのチームの一員になれるようにしたいです」

 また、ザルツブルクにはすでにFW南野拓実が所属している。年代別日本代表でともにプレーした先輩の存在には、こう話している。

「(南野は)すでにザルツブルクに半年住んでいるので、僕が馴染むのを少し手助けしてくれるよう期待しています」

 ザルツブルクは2014-15シーズン、オーストリア・ブンデスリーガと国内カップ戦の2冠を連覇。そのチームでの成長が、奥川に求められている。

●欧州組完全ガイド
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