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寿人、10分間で6度目ハット!!史上初のJ1・J2通算200ゴールを達成

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[6.20 J1第1ステージ第16節 広島5-1山形 Eスタ]

 サンフレッチェ広島のFW佐藤寿人が10分間でJ1通算6度目となるハットトリックを達成した。ホームにモンテディオ山形を迎えた広島はエースの大爆発もあり、5-1で快勝。2連勝で5戦負けなし(3勝2分)とし、2位をキープした。

 広島は前半26分、MF青山敏弘のスルーパスに抜け出した佐藤がワントラップから鋭く反転。倒れ込みながら左足でゴールネットを揺らし、先制点を奪った。中山雅史氏、FWマルキーニョス(神戸)に続く史上3人目のJ1通算150ゴール目は、Jリーグ史上初のJ1・J2通算200ゴール目。節目の一発で勢いに乗った。

 2分後の前半28分、左クロスをMFドウグラスが頭で折り返すと、クロスバーに当たった跳ね返りにMF柴崎晃誠、さらに佐藤が詰める。こぼれ球をDF水本裕貴がつなぎ、混戦の中、最後は佐藤が押し込んだ。前半35分には左サイドを突破したMF柏好文のスルーパスに抜け出した柴崎の折り返しを佐藤がヘディングシュート。わずか10分間でハットトリックを達成した。

 佐藤のハットトリックは2年ぶり6度目。J1通算152ゴールに伸ばし、ゴンの持つ157ゴールのJ1歴代最多得点記録まで、あと5点と迫った。今季リーグ戦も通算7ゴールとなり、前人未到の12年連続2ケタ得点を早くも射程圏内に捉えている。

 試合は前半39分にMFミキッチの右クロスのこぼれ球を柴崎が左足ボレーで蹴り込み、4-0。山形も後半24分、直前に投入されたばかりのFW中島裕希がミドルシュートを決めて1点を返すが、広島は後半アディショナルタイムにMF野津田岳人がダメ押しゴールを決め、5-1で大勝した。山形は今季ワーストの5失点で3試合ぶりの黒星を喫し、5試合勝ちなし(2分3敗)となった。


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