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ノヴァコ、EURO予選に続く“連発”で名古屋3戦ぶり勝利!柏はリーグ7戦未勝利

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[6.20 J1第1S第16節 名古屋1-0柏 豊田ス]

 名古屋グランパスがホームで柏レイソルを1-0で下した。2戦連続引き分け中だった名古屋は、5月23日のF東京戦以来、3戦ぶり勝利。連敗の柏は、リーグ戦の勝ちなしが7戦に伸びた。

 FWノヴァコヴィッチの“連続ゴール”で名古屋が勝利した。J1もAマッチデーのため、2週間ぶりの再開となったが、ノヴァコヴィッチもEURO予選を戦ったスロベニア代表に招集されたため、チームを離れていた。

 14日のEURO予選のイングランド戦に先発したノヴァコヴィッチは前半37分に、今予選5ゴール目となる先制点を挙げた。惜しくもチームは逆転負けしたが、存在感を見せつけた。

 今季よりプレーする名古屋ではなかなか結果を残せずにいるが、代表戦明けのこの日も先発メンバーに名を連ねると、後半30分、FW永井謙佑の浮き球をMF田中輝希が胸で落とすと、詰めていたノヴァコヴィッチが押し込む。「永井がいいボールをくれて、輝希が潰れてくれた」。仲間に感謝したスロベニア代表ストライカーは「もっとたくさんゴールを取りたい」と、ゴール量産を誓った。

 対する柏は、リーグ7戦勝利なしに終わった。序盤からペースを握っていた柏だが、後半12分にMF矢田旭との接触プレーで負傷したFW大津祐樹が担架で運ばれるほどの負傷交代。終了間際の後半アディショナルタイムにはMF武富孝介が相手の決定機を阻止したとして一発退場。最後まで歯車がかみ合わなかった。

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では8強に勝ち進み、準々決勝では中国王者の広州恒大と対戦することも決定した。しかしリーグ戦は、消化試合こそ1試合少ないが、降格圏一歩手前の15位に低迷。さらにここに来てエースFWレアンドロの退団も報道されている。並行した戦いの難しさを改めて感じさせられるが、ACLへの影響だけは避けたいところだ。


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