beacon

C大阪、フォルラン退団に勝利で花道「昇格を祈り続けたい」

このエントリーをはてなブックマークに追加
[6.21 J2第19節 C大阪1-0徳島 金鳥スタ]

 セレッソ大阪がホームで徳島ヴォルティスを1-0で下した。C大阪は2戦ぶりの勝利で5戦不敗。勝ち点を30に伸ばし、7位に浮上した。徳島は2戦ぶりの敗戦。勝ちなしは11戦に伸びた。

 C大阪の決勝点は前半24分、MF山口蛍の縦パスを相手DFと入れ替われるように受けたMF長谷川アーリアジャスールが右足ミドルで狙う。これがDF福元洋平の頭に当たってコースが変わり、飛びついたGKを避けるかのように、ゴール中央に突き刺さった。「あそこのエリアはシュートを狙わなければいけない」。試合後、長谷川も満足げにゴールを振り返った。

 試合後にはこの試合を最後に契約満了となる、元ウルグアイ代表FWフォルランの退団セレモニーが行われた。「コンバンワ」と冒頭を日本語であいさつしたフォルランは、以下のようなメッセージを残した。

「この場をお借りしてみなさまに感謝をお伝えしたいと思います。セレッソサポーターだけではなく、日本全国のみなさまから温かい声援を送っていただき、支えていただきました。本当に感謝しています」

「私は今、非常に寂しい思いをしています。こんなに大好きになったチームを去るということは残念。心の底から、皆様の昇格を祈り続けたいと思います。そしていつの日かまた日本に帰ってきて、みなさんとお会い出来る日を心から楽しみにしています。本当にありがとうございました」

 あいさつを終えると、選手を代表して山口蛍から花束が贈呈された。そしてイレブンはフォルランを胴上げで送り出した。


▼関連リンク
[J2]第19節 スコア速報

TOP