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千葉が井出弾で6戦ぶりの勝利!大分は10戦白星なし

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[6.21 J2第19節 大分0-1千葉 大銀ド]

 6位のジェフユナイテッド千葉は敵地で最下位の大分トリニータと対戦し、1-0で勝利した。千葉は5月9日以来、6試合ぶりの白星。一方で大分は3試合ぶりの黒星を喫し、10試合白星なし(6分4敗)となった。

 立ち上がりから攻め込んだのは大分だった。前半5分、古巣との対戦となったMF兵働昭弘の左CKからFW岡本英也がヘディングシュート。同15分にはDF鈴木義宜の浮き球パスに岡本が抜け出すなど、大分は岡本にボールを集めたがなかなか得点を挙げることができない。

 すると、徐々に流れは千葉へと傾く。迎えた前半37分、DF金井貢史の縦パスに左サイドを抜け出しMF町田也真人が深い位置からマイナスに折り返したボールをMF井出遥也が右足ダイレクトシュート。DFのブロックに遭いながらもボールはゴールに吸い込まれ、劣勢の千葉が先制に成功した。

 1点を追う展開の大分は後半28分にFW高松大樹を投入すると、流れは一気に大分に。後半32分、途中出場のMF為田大貴の左クロスを高松がニアで合わせるもGK岡本昌弘に防がれる。同39分にも同じような形から高松が打点の高いヘディングシュートを放ったが最後までゴールネットを許すことはできなかった。

 シュート3本もチャンスをしっかりモノにした千葉が6試合ぶりの白星を挙げた。試合後のインタビューに応じた関塚隆監督は、「2点目を取れるチャンスもあった。そこで決め切らないとこのような展開になる」と厳しい表情で語ったが、「本当に苦しみましたが、よく最後まで選手たち頑張ってくれた。チームがこの状況を打開したいと一つとなってトレーニングから積み上げた結果だと思う」と選手たちを称えた。

 決勝点を挙げた井出は「厳しい戦いの中で勝つことができた。勝ち点3を毎試合取れるようにこれからも努力していきたい」と気を引き締めた。

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