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カシージャスの移籍の鍵は「首都」? 玉突き移籍の発生を待つGK

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 レアル・マドリーGKイケル・カシージャスは、移籍の可能性が騒がれ続けている。その決め手は「首都」になるかもしれない。

 カシージャスは長らくレアル・マドリーでプレーしてきたが、居場所を失いつつある。契約期間は2年を残すが、移籍するとの噂が絶えない。

 そんなカシージャスが移籍に際して気にする一つが、クラブの本拠地が都会であることだとスペイン『マルカ』は伝えている。スペインの首都で生きてきた男には、田舎暮らしは耐えられないということだろうか。

 現在噂が出ているのは、ロンドンのクラブであるトッテナムだ。だが、この移籍が実現するには、同じプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドからGKダビド・デ・ヘアがレアル・マドリーに移籍し、その穴埋めとしてトッテナムからGKウーゴ・ロリスが出て行くことが必要となる。トッテナムの関係者はスペイン『アス』に対して、「我々のプランは、ロリスを留め置くこと」と語っており、その移籍が実現しなければ、「玉突き」は発生しない。

 次の候補となる首都は、リーグ1を制したパリSGだ。パリSGは現在の正GKサルバトーレ・シリグには不満を残しており、ほかにもGKを獲得するものの、カシージャスの動向を気にしているという。ただし、首脳陣はほかのポジションの補強を優先しているようだ。

 まだ候補となる首都はある。永遠の都、ローマだ。ただしこちらは、カシージャスの高年俸がネックになっているという。

 首都ではないものの、アメリカの大都市からも関心を寄せられているようだが、ニューヨーク・シティ行きもニューヨーク・コスモス行きも、スペイン代表としてEURO2016出場を目指すためにハイレベルの戦いを求めるカシージャスの視野には入っていないようだ。

 果たして、来季のカシージャスの居場所は…?


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