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カバーニ退場につながったハラの行為が問題に…ゴディン「スアレスのように処分を」

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 24日に行われたコパ・アメリカ準々決勝の試合で、チリがウルグアイを1-0で下して準決勝進出を果たした。ウルグアイはFWエディンソン・カバーニが後半途中にレッドカードを受けたが、その直前のチリDFゴンサロ・ハラの行為が問題視されている。

 前半に1枚イエローカードを受けていたカバーニは、63分にハラの顔に手を当てたとして2枚目のカードを受けて退場。その後チリがマウリシオ・イスラのゴールで先制し、終了間際にDFホルヘ・フシレも退場となったウルグアイは9人で敗戦を迎えることになった。

 だがカバーニが退場に至った原因には、直前のハラの行為があったようだ。ハラがカバーニの尻に手を当て、指を曲げて肛門付近を触るような仕草を見せた写真や動画を各国メディアが伝えている。カバーニがこれを軽く手で払いのけようとしたところ、ハラが顔を抑えて倒れたように見える。

 ウルグアイDFディエゴ・ゴディンは試合後に、ハラに対して処分が下されるべきだと主張した。各国メディアがウルグアイ代表キャプテンのコメントを伝えている。

「彼は言葉での挑発もしていたが、残念なのは彼がどこに指を置いていたかだ。世界中が目にしたことで、僕が言うまでもないよ」

「エディは彼を殴ったわけではなく、ただ相手を遠ざけようとして押しただけだが、主審は退場にした。CONMEBOLが、ルイス・スアレスに対するFIFAと同じように動くことを願っているよ。彼が処分されるのかどうかは知らないが、僕らはそう望んでいる」

 ウルグアイ代表L・スアレスは昨年のブラジル・ワールドカップで相手選手にかみついたとして重い処分を下された。ハラに対してCONMEBOLはどのような決断を下すのだろうか。

 なお、ハラは2013年にW杯予選でウルグアイと対戦した際にL・スアレスに顔面を殴られたが、その際にもL・スアレスの股間を触って挑発していたと見られている。

●コパ・アメリカ2015特集ページ
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