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悪童がイングランドサッカーに辛辣な批判 「てっぺんから底辺まで腐っている」

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 元イングランド代表MFジョーイ・バートンが、イングランドサッカー界をばっさりと切り捨てた。悪童として知られる同選手だが、単なる戯言と簡単に無視できるものではないかもしれない。

 問題児として知られたバートンは、長らくプレミアリーグでプレーしてきた。2012-13シーズンにはマルセイユでプレーと、国外リーグも経験。だからこそ、感じることもあったのかもしれない。

 U-21欧州選手権でイングランド代表がグループステージにて敗退すると、声高に批判を展開。ただし、そのチームそのものではなく、イングランドのサッカー界そのものに問題があると指摘した。

「誰もが何かのせいにしたがるし、これは今回に限った話ではない」とイギリス『BBC』のラジオ番組で語った。

「選手たちがどうだとか、コーチングスタッフとか、何か一つの問題ではないんだ。いろいろなことの積み重ねなんだ」

 伝統あるイングランドのサッカーを否定する発言をする者は決して多くはない。だからこそ、耳を傾ける価値はある。

「イングランドサッカーにおける文化は変わっていない。(イングランド代表専用練習場の)セント・ジョージズ・パークでもないし、大金を費やすことでもないし、監督交代でもない。そんなことでは変えられないんだ」

「文化がてっぺんから底辺まで腐っている。これを理由として、イングランドの代表チームはどの大会でも低調なパフォーマンスに終わるだろうし、そういうことが浸透しているんだ」

 バートンはイングランド代表として1キャップを記録。2014-15シーズン限りでのQPR退団が発表されており、新天地はまだ決まっていない。

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