[6.26 コパ・アメリカ準々決勝 アルゼンチン0-0(PK5-4)コロンビア]

　コパ・アメリカの準々決勝が26日に行われ、0-0から突入したPK戦でアルゼンチンがコロンビアを5-4で下し、4強へと駒を進めた。準決勝では27日に試合を行うブラジル対パラグアイの勝者と対戦する。

　前半はアルゼンチンがチャンスを作った。ただコロンビアは集中した守りでゴールを守り抜く。前半26分には右サイドを突破したMFハビエル・パストーレのクロスをFWセルヒオ・アグエロが右足で押し込むが、GKダビド・オスピナが弾き出す。跳ね返りをFWリオネル・メッシがヘディングで押し込むが、これもオスピナが好セーブで防いだ。

　後半に入っても均衡状態は崩れない。28分にFWカルロス・テベスを投入したアルゼンチンに対し、コロンビアも29分にFWラメダル・ファルカオを投入。延長戦を行わないため、お互いに切り札を投入して勝負に出る。

　しかし90分間でゴールネットが揺れることはなかった。後半34分にアルゼンチンはCKにDFニコラス・オタメンディが飛び込む決定機を作る。しかしまたもオスピナに防がれると、ポストで跳ね返ったこぼれ球もDFフアン・スニガにクリアされた。

　勝負の行方はPK戦に委ねられた。先攻のコロンビアは4人目のFWルイス・ムリエルが枠外に大きく外し失敗。ただアルゼンチンも5人目のMFルーカス ビリアが失敗しサドンデスに突入する。

　ここから失敗の連鎖が続く。コロンビア6人目のスニガのキックをセルヒオ・ロメロがセーブ。しかしアルゼンチン6人目DFマルコス・ロホのシュートも失敗に終わった。7人目コロンビアはDFヘイソン・ムリージョが枠を捕えるシュートを蹴れず失敗。ただアルゼンチンはテベスがプレッシャーに打ち勝ちゴール中央に決めて、勝利をもぎ取った。

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