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メッシとの逸話を明かすプジョル氏「ミニゲームで屈辱を味わった」

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 元バルセロナDFカルレス・プジョル氏がスペイン『バングアルディア』とのインタビューに応じ、チームメートであったFWリオネル・メッシについて語っている。

 バルサの下部組織出身で、1999-00シーズンのトップチームデビューから現役を退いた2013-14シーズンまで同クラブ一筋のキャリアを過ごしたプジョル氏。元スペイン代表DFは2014-15シーズンにバルサがクラブ史上2度目の3冠を達成した立役者として、メッシの名を挙げた。

「彼は自分が見てきたすべてを超越している存在だ。宇宙人としか言い様がないよ。現在のメッシは過去よりも素晴らしい。プレーをもっとうまく読むことができるからね。今の彼は誰にも止められない」

 また、ペップ・グアルディオラ現バイエルン監督がバルサを率いていた時代のメッシとの逸話を明かしている。

「あるミニゲームで彼と1対1になったとき、『メッシを止められるかどうか、勝負だ』と言い聞かせた。結果は屈辱的なものだったよ」

「ペップは僕に対して『カルレス、負傷はしてくれるな』と言ったが、『もし何かが起こるのを恐れるならば、練習を止めてくれ』と返したよ。僕はあらゆる手段を講じてメッシを止めようとしたが、彼はそのすべてを打ち破った。異次元のスピードでね」

 ひざの負傷に悩まされ、36歳で現役を引退したプジョル氏だが、やはり悔いの残る決断であったようだ。

「40歳までプレーしたかったし、金をもらわずに続けることも頭をよぎった。でも、結局そうすることはできなかった。引退を決断したのは自分自身だ。チームに何が必要かを考え、自分が適切なレベルにないと思って手術に踏み切ることした。もう、ひざは限界にきていたんだよ」

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