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ブラジル撃破のパラグアイMFにまさかの悲報…親戚が心臓発作で死去

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[6.27 コパ・アメリカ準々決勝 ブラジル1-1(PK3-4)パラグアイ]

 ブラジル撃破の立役者に試合後、待っていたのは、まさかの悲報だった。27日のコパ・アメリカ準々決勝でPK戦の末、ブラジル代表を下したパラグアイ代表。0-1の後半27分にPKで同点ゴールを決めたMFデルリス・ゴンザレス(バーゼル)はPK戦でも5人目のキッカーを務めた。

 PK3-3で迎えた後攻5人目。決めれば勝ちという場面でデルリス・ゴンザレスは冷静にゴール右に叩き込んだ。前回大会に続いて準々決勝でブラジルをPK戦で下し、2大会連続の4強入りを決めたパラグアイ。歓喜の中心にいたのがデルリス・ゴンザレスだったが、試合後、親戚が心臓発作で亡くなったことが知らされた。

 パラグアイ紙『ウルティマ・オラ』によると、亡くなったのはマヌエル・イラザバルさん。デルリス・ゴンザレスの父シモン・パブロ・ゴンザレスさんは「彼は私の友人であり、兄弟のように思っていた。私のいとこの夫だった」と説明している。イラザバルさんはパラグアイで友人と一緒にテレビで試合を観戦していたが、ブラジル撃破の興奮の中、心臓発作で倒れ、帰らぬ人となった。44歳だった。

 チリに同行している夫人から悲報を伝えられたデルリス・ゴンザレスは自身の『Twitter(ツイッター)』に「おじさん、なぜだ。信じられない」と悲しみのコメントを投稿している。

●コパ・アメリカ2015特集ページ

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