中国スーパーリーグの上海申花は、ベジクタシュFWデンバ・バ(30)を獲得したと発表した。国内移籍金最高額を塗り替える補強となったとみられる。

　バはフランスを振り出しにベルギー、ドイツと渡り歩き、2011年からはプレミアリーグでプレー。チェルシーにも所属したセネガル代表FWだ。2014-15シーズンは、ベジクタシュで44試合に出場して27得点を決めていた。

　そうした才能も、中国クラブはいとも簡単に手に入れる。その資金力は、もはやアジアレベルにとどまらない。今回のバの獲得は中国歴代最高額の移籍金で実現されたと言われている。

　これまでの最高額は、今年1月に広州恒大がクルゼイロからFWリカルド・グラールをクルゼイロから獲得した際のものだと言われている。イギリス『スカイ』は、その際の1060万ポンド(約20億円)を越える1130万ポンド(約21億7700万円)で獲得したと報道。クラブも、「おそらく最高記録」になると示唆している。

　上海申花はかつて、プレミアリーグで活躍していたFWディディエ・ドログバやFWニコラ・アネルカを引き寄せた。現在も元オーストラリア代表FWティム・ケーヒルが所属し、先週にはマリ代表MFモハメド・シソコの獲得を発表したばかりだった。

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●2015-16シーズン欧州移籍情報