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小野が今季初出場も…札幌と大分の一戦はドロー決着

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[6.29 J2第20節 札幌1-1大分 札幌ド]

 J2リーグは29日、第20節の1試合を行った。6位のコンサドーレ札幌と最下位の大分トリニータの一戦は1-1で引き分けに終わった。札幌は7試合負けなし(3勝4分)で4位浮上のチャンスを逃した。一方、大分は先制も11試合白星なし(7分4敗)に終わった。

 試合を動かしたのは最下位に沈む大分だった。前半13分、MF兵働昭弘の右CKからFW三平和司がフリーでヘディングシュートを叩き込み、先制点。その後は、お互いにチャンスを作ったが決め切れず、大分の1点リードで前半を折り返した。

 ハーフタイムでMF稲本潤一に代えてMF深井一希を投入した札幌も後半15分に同点に追いついた。MF宮澤裕樹のサイドチェンジから右サイドのMF前寛之が足もとにしっかり収め、シュート性のクロスを中央に入れる。これをFW内村圭宏がスライディングで押し込み、試合を振り出しに戻した。

 さらに札幌は後半33分にMF小野伸二を投入。2月26日の練習試合で左膝を負傷した小野は、今月1日の第16節C大阪戦からベンチ入りしていたが、この試合で今季初出場となった。

 小野投入で攻勢を強めた札幌は後半38分、小野が右サイドでボールを受け、クロスを上げるもFW荒野拓馬のヘディングシュートはわずかに右へ外れる。同41分にもFW都倉賢とのパス交換から荒野がPA左へ抜け出し、左足を振り抜く。しかし、ボールはゴール上に外れ、最後まで逆転ゴールを挙げることができず、1-1で試合を終えた。

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