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FWロビーニョ、サントスとの契約延長が難航…広州恒大が月給約1億でオファーか

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 コパ・アメリカ(南米選手権)を終えたばかりのブラジル代表FWロビーニョだが、サントスとの契約延長が難航しているようだ。2014年夏にミランからレンタル移籍で古巣・サントスへ復帰。今年5月にはミランとの契約を解除すると、6月30日までの契約でサントスでプレーしていた。

 ブラジル『グローボ・エスポルチ』によると、6月上旬にはサントスのクラブ関係者が、ロビーニョと3年契約を結ぶことで合意に達したと話していたものの、その後に交渉は難航。期限となる6月30日が目前に迫る中、契約を延長せずにコパへ向かったロビーニョをクラブ会長は強く批判。「我々は我慢の限界だ」と話したという。

 しかし、ロビーニョにも言い分はあるようで、サントスから肖像権の支払いが遅れているため、「これ以上、支払いが行われなかった場合はこのクラブに残ることは難しくなる」と会見で明らかにした。この発言を受け、肖像権に関しては支払われたものの、その後は給与が遅れたようだ。

 フリーとなるロビーニョの元には、国内リーグを2連覇中のクルゼイロから正式オファーが届いているほか、元ブラジル代表FWロナウジーニョも所属していたメキシコ1部のケレタロが興味を持っているという。また、元ブラジル代表指揮官のルイス・フェリペ・スコラーリ氏が監督に就任した中国スーパーリーグの広州恒大も触手を伸ばしている。

 クルゼイロのバルジール・バルボサGMによると、ロビーニョの元には広州から月に100万ドル(約1億2000万円)のオファーが届いているようだ。チリから戻ってきたロビーニョと話したというGMは「いまや中国のクラブは選手を雇うための圧倒的なパワーを持っている」と言い、「彼らは天文学的な金額を選手に示すのさ」と語った。

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