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なでしこ決戦の地到着…佐々木監督「自分たちのサッカーで勝ちきる」

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 日本女子代表(なでしこジャパン)が2日、前日に準決勝を戦ったエドモントンから決勝戦が行われるバンクーバーに入った。イレブンは大会組織委員会が用意したチャーター便で移動。バンクーバー国際空港に隣接するプライベートジェット専用エリアに降り立ち、用意されたバスで市内のホテルへ向かった。

 JFAによると、選手らはホテル到着後、散歩やストレッチで体をほぐし、疲労回復に努め、その後、各選手には自由時間も与えられたという。

 佐々木則夫監督は「アメリカとは2011年のドイツ大会、2012年のロンドン・オリンピックと、だんだんと互角に近く戦えるようになってきている」と連覇に自信を見せると、「しっかりと自分たちのサッカーで勝ちきることができるかにチャレンジしたい」と力を込めた。

 前日のイングランドとの準決勝で決勝点に繋がるクロスボールを供給したMF川澄奈穂美。決勝の相手、アメリカについては、昨年はアメリカでプレーしていたこともあり、顔見知りの選手が多いと話す。「どういうプレーをしてくるか、ある程度は把握していますし、ドイツ戦を見ても『アメリカはアメリカだな』と感じました。苦しい試合になると思いますが、全員で勝ちにこだわって戦いたいです。ここからは良い準備をすることが一番大事ですし、もう一度ビデオを見て、相手の癖などを見つけたいと思っています」と闘志を燃やした。

 決勝戦は日本時間6日午前8時にキックオフする。

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